こんなお悩みを解決します！
自分の英語力を上げるためにどのくらいの期間留学したらよいのか悩みますよね…そこで
本記事では、約1年半の正規留学を通してどのように英語力が伸びていったかを実際に体験した私が、留学期間と英語力の関係についてお伝えしたいと思います。
※前提として、これから説明することは「個人差がある」ということを覚えておいてください。必ずしも全ての人が同じような英語力の変化を感じるわけではありません。ここでは、私自身の体験談・留学中の友達の体験談・たくさんの留学生を見てきたホストファミリーに聞いた話を元に説明します。
Contents
留学期間と英語力の変化を期間別に徹底比較！
①留学期間1～2週間と英語力
1~2週間の短期留学。学生の方だと夏休みや冬休みを利用して気軽に海外に行くこともできますよね。また、仕事が忙しい社会人の方でも、少し休みをとれば費用も安く留学体験ができます。
この1~2週間の短期留学は果たしてどのくらい英語の上達が期待できるのでしょうか。
[結論]1~2週間の留学では英語力の大きな変化は期待できません。
なぜなら最初の1~2週間ほどの短期留学では、現地の生活に適応するので精一杯だからです。
そんなことはありません。短期留学を通して、勉強に対するモチベーションがあがる効果を実感できます。短期間の留学をきっかけに「もっと英語を話せるようになりたい！」等、新たな目標ができる人も多い印象です。
②留学期間1～2か月と英語力
[結論]：真面目に英語の練習をすれば、
- 簡単な日常英語なら少しだけ聞き取れて話せるようになる
- 町中にある大きな看板の英単語を瞬時に理解できるようになる（小さいものや長いものは無理）
まず、「とても簡単な日常英語を少しだけ聞き取れて話せる」状態はこんな感じです。
なんとなく想像ついたでしょうか？日常の挨拶や、出身地など基本の情報なら英語で話すことができるようになります。
え？いくらなんでも簡単すぎじゃない？と思ったあなた。
簡単な挨拶と自己紹介なら初日から話せると意気込んでいた私は、留学2日目からあっけなく挫折しました。
なぜなら、現地で聞く英語は、日本で勉強していた頃に聞いていた英語と、発音もアクセントも全く違ったからです。話すスピードは速いし、音の強弱は強くて簡単な単語のはずなのに全然別物の単語に聞こえてくるんです。
③留学期間3～4か月と英語力
[結論]：真面目に英語の練習をすれば
- 英語の自己紹介は簡単！
- 初対面の人とでも会話をすることに抵抗がなくなる
- 複雑で難しい話はできないが、簡単で基礎的な単語を組み合わせた会話なら長く成り立つ
まず、英語で自己紹介するのが上手になります。なぜなら、2～3か月の間に初対面の人に自己紹介をする機会がたくさんあり、自然と会話のパターンを覚えるから。いつのまにかスラスラと自己紹介ができるようになります。
次に、以下のような会話が自然とできるようになります。
留学期間1か月の時と比べて、より長く、具体的なコミュニケーションがとれるようになります。
④留学期間5～6か月と英語力
[結論]：真面目に英語の練習をすれば
- 簡単な日常英語は聞き取れて話せるようになる
- 英語を話すことに抵抗感がなくなる
- 少しずつ自信がつく
留学期間5～6か月目の英語力はこんな感じです⇩
使う単語や文法がより複雑なものになったことが分かったでしょうか？英語を使う場所や相手の立場に合わせた適切な単語を使用して会話ができるようになります。
実は、留学6ヶ月目はとても重要なターニングポイントです。
6ヶ月目の英語力=より難しく複雑な英語を話せるスタートラインでもあるのです。多くの友達が、6ヶ月の留学を終えて帰国する直前、私にこんなことを言ってきました。
留学にきて約半年、毎日英語を聞き続けて話す練習をすれば、簡単な日常英語ならば理解ができるようになります。しかし、英語をペラペラ話せる状態とはまだほど遠く、やっとそのスタートラインにたったと実感する人が多いのも事実です。
⑤留学期間1年間と英語力
[結論]：真面目に英語を練習すれば
- 日常会話は問題なく話せるようになる
- 自信をもって海外旅行に行ける
- 「読む・書く・聞く・話す」力がバランスよくUP
「日常会話は問題なく話せるようになる」状態はこんな感じです。
6ヶ月の英語力と比べて、より自然な言い回しを覚えたり、長い文章を作れるようになります。日常英会話は問題なく理解できる状態なので、旅行に行くときも辞書やアプリを使う必要はありません。
また、1年間現地で過ごすうちに自分の語彙力が増え、難しい英単語も覚えられるようになります。「読む・書く・聞く・話す力」がまんべんなく向上していることを実感できるでしょう。
⑥留学期間1年以上と英語力
1年以上の長期留学によってどれほど英語力アップの効果があるのか、これはずばり個人の努力によって変わります。
実は、留学する期間が長ければ長いほど自分の英語力も同時に比例して伸びていくわけではありません。
ある程度の日常英語を習得した状態で、そこからさらに上のレベルを目指すには、1人1人がどんな環境に身をおくかによって英語力は大きく変わってきます。
例えば、ビジネスで通用する英語力を身につけたいと思った場合、留学2年目以降の進路が次のように変わっていくとします。
- 海外の会社に入社し、日々現地のビジネスマンと話す人
- 海外の大学に編入し、経済学を学ぶ人
どちらの人のほうがより英語力を伸ばすことができると思いますか？
おそらく前者を選ぶ人のほうがより早くビジネス英語を習得できます。より実用的なビジネス英語に触れる機会が多いからです。
このように、留学2年目以降は個人の努力と学ぶ環境において英語力の変化に大きく差がでてくるということを忘れないようにしてください。
ここまで様々な期間と英語力の変化について詳しく説明してきました。ここで留学期間を決める上でとても大事なことをお伝えします。
自分が留学を通してどのレベルの英語力を習得したいか、ということをきちんと決めてから留学すること
ゴールが曖昧のままでは貴重な留学の時間を無駄にしてしまいます。まずは自分がどの程度まで英語を習得したいのかを決めましょう。そして目標が決まったら、上記の期間別の英語力の変化と照らし合わせてみてください。自分にあった最適な留学期間が見つかるはずです！
留学期間と英語力の変化【まとめ】
本記事の内容をさくっとまとめます！
- 留学期間1～2週間
➡大きな変化なし - 留学期間1～2か月
➡少しだけ聞き取れる - 留学期間3～4か月
➡簡単な会話ならできる - 留学期間半年
➡簡単な日常会話ならOK！ - 留学期間1年
➡日常会話は十分話せる - 留学期間1年以上
➡努力によって変わる
留学期間が長くなるにつれ、確実に英語力が上がっていきます。
☆こちらの記事もおすすめ☆
