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【留学体験談】クラス分けテストの結果で、その後が大きく変わる話

勉強
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留学直後のクラス分けテストって何?何の科目を受けるの?テスト結果によって何が変わるの?

こんな疑問にお答えします。

この記事を書いている私は、アメリカ・ワシントン州の2年制大学に正規留学をしました。

今回は、海外大学に入学した直後に新入生全員が受けるクラス分けテスト(通称:プレースメントテスト)についてお伝えします。実はこのテストの結果次第で、その後の留学期間が大きく変わってくるんです。。

海外の大学に入学を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

【留学体験談】そもそも「クラス分けテスト」とは?

選択

クラス分けテストとは、海外の学校に入学した新入生が対象の「学力判定テスト」のことです。

まず受けなければならないのが英語
リーディングとリスニングに加えて、ライティングもテスト項目に含まれていることが多いです。

次に数学。簡単な計算・図形問題・文章問題など、英語で様々な数学の問題を解かなければいけません。日本の小学生~高校レベルまでの数学の基礎知識を試されます。

これらのテストの結果によって、各新入生はそれぞれのレベルに合ったクラスで留学生活をスタートすることになります。

【留学体験談】クラス分けテストで低い点数をとった場合…

大変 女性
クラス分けテストで相当低い点数をとってしまった場合、主に下記の状況に直面することになります⇩

  • やる気がなくなる
  • 大学卒業までかなり時間がかかる
  • 授業料が高い!
1つずつ説明していきますね!

①やる気がなくなる

クラス分けテストの点数がかなり低かった場合、「レベル1の基礎クラス」から留学生活をスタートすることになります。

ここでいう「基礎クラス」とは、大学の卒業単位として認められない基礎知識を学ぶクラスのこと。あなたの学力ではまだ大学レベルの授業にはついていけないから、このクラスでしっかり基礎固めをしよう、という学校側の意図があります。

例えば、私が通っていたコミュニティカレッジの「レベル1の数学基礎クラス」では、生徒たちは下記を習っていました。

  • 基本的な筆算のやり方
  • 百マス計算
  • 小数点のつけ方
お気づきでしょうか…!これなら小学生でもわかる内容ですよね…!

実際にこのクラスに振り分けられた私の友達。
いくら数学が苦手とはいえ、さすがに小学生でもわかる算数を習うとは思っておらず、かなり困惑していました。

高いお金を払って海外にきたのに、何で俺は算数を勉強してるんだろう」…とどんどんやる気がなくなり、ついには授業に来なくなってしまったのです。

大学卒業までかなり時間がかかる

英語のクラス分けテストで低い点数をとってしまうと、大半の人は大学付属の語学学校からクラスをスタートするように言われます

ここで1つ問題が出てきます。語学学校からいつまでたっても卒業できず、本来必要な授業を受けるまでかなり時間がかかるのです。

実は、語学学校というのはこんな仕組みになってます⇩

語学学校の仕組み

前提:レベル1~レベル5(※)まで能力に応じてクラスがある

クラス分けテストの結果によって…

  1. 自分の英語レベルあったクラスに入る
  2. 各学期末にテストを受ける
  3. 合格したら1つ上のレベルに上がる
  4. レベル5に到達したら語学学校を卒業
  5. 大学の授業を受けられる

※6段階・7段階とさらに細かく分かれている場合もある

仮に「レベル1」のクラスからスタートした場合、「レベル5」に到達するまで何か月間も地道に勉強しなければ卒業できません。

これって、さらっと書いてますが、結構大変なんです。なぜなら、英語の勉強の仕方が分からないままダラダラと時間を過ごし、いつまでたっても英語力が伸びず、テストに合格ができない可能性があるから。

実際、英語の勉強の仕方が分からなくて、1年・2年と終わりのない語学学校生活に陥る留学生は一定数いました。

私の感覚だと、留学生全体の2割ほどが上記のような状態でした。

終わりのない語学学校生活が続くと、だんだんとモチベーションも低くなります。語学学校には不真面目な生徒もいるので、自分がしっかりしていないと成長できませんね…。

③授業料が高い!

留学にはお金がかかります。そのお金が自分の成長の糧になるクラスの授業料だったら良いですが、正直あまり必要性のないクラスに払う授業料だったらどうですか?

クラス分けテストの結果が悪いせいで、本来なら必要ない授業を取らなければいけなくなり、高額な授業料がかかってしまう場合があります。

また、クラス分けテストの結果が悪くレベルの低いクラスや語学学校からスタートさせることになってしまい、当初予定していた留学計画が大きく変わってしまう人も多いです。

【留学体験談】クラス分けテストで高い点数をとった場合…

喜ぶ 女性

①スムーズな留学生活をスタートできる

クラス分けテストで高い点数をとれば、最初から大学編入等に必要な授業を受けることができます。もちろん、大学レベルの授業内容なので、最初はついていけず逃げたくなることもあるでしょう。

しかし、留学初学期から、こうしたレベルの高い環境にあえて身をおくことによって、成長のスピードも速く、充実した日々をすごせるようになります

友達と切磋琢磨しながら毎日勉強を続けて、充実した留学生活を送ることができます!

②卒業までの期間が短い!

初学期から大学の卒業単位として認められる授業を受けることができるので、卒業までの期間が短くてすみます。

実際、私自身は初学期から大学の卒業単位として認められる授業を受講していたので、約1年7か月でコミュニティカレッジを卒業できました!

初学期から良いスタートを切れれば、その先の留学計画も明確になり、より充実した日々を過ごすことができるようになります。

③奨学金を貰えることがある!

実は、初学期から大学レベルの授業を受けて良い成績をキープしていると、奨学金を出してくれる学校もあるんです。

頑張れば頑張った分、誰かがきちんと評価してくれるのが海外の大学の良いところです。実際に私も、奨学金をゲットしました!

初学期から高い成績をキープするコツは、コミカレ留学者必見!【良いGPAを維持する秘訣を大公開】に詳しく書かれているので是非参考にしてください!

【留学体験談まとめ】まずはクラス分けテストを頑張ろう!

まとめ

いかがでしょうか。
クラス分けテストの結果によって、その後の留学生活がこれほど変わってしまうんだ、、と少しでも伝われば嬉しいです。

クラス分けテストが意外と大事な初めの一歩だということをまずは覚えておいてください。そして日本にいるうちに、英語と数学を復習しておくことをおすすめします。

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