こんなお悩みを解決します!
本記事は、3ヶ月でTOEIC900点突破を目指す方のためのロードマップです。
<本記事の対象読者>
- 高校レベルの英語力がすでに身についている方
- 現在TOEIC800点前後で、点数に伸び悩んでいる方
- コツコツ真面目に勉強できる方
- まとまった勉強時間がとれる方
(平日3時間、休日5時間以上)
本記事では、TOEIC930点を取得した私がお伝えする、超効率的かつ効果的な3ヶ月のTOEIC勉強法をご紹介します!正直、3ヶ月でTOEIC900点を突破するには、短期集中で勉強を進めていく必要があります。これから紹介する勉強方法は、一見大変そうに見えますが、学習のリズムがつかめてくると案外やりやすいと感じるシンプルな学習計画です。
【TOEIC900点を超える勉強法】1か月目にやること

☆結論、1か月目にやることは3つです↓
- 英単語の基礎固め
- 英文法の基礎固め
- 公式問題集を攻略する
1か月目にやることは、基礎固めと実践演習。
まずはTOEIC試験の全パートに共通する英単語と英文法の基礎固めを徹底していきます。基礎固めをどこまで頑張れるかで、2ヶ月目以降のあなたの点数の伸びが変わってきます。
いいえ!もちろん長文問題にも取り組んでいきますよ!英単語と英熟語の基礎固めを行うのと同時に、TOEICの各パートにも丁寧に取り組んでいきましょう!
1か月目に使用する教材一覧
☆結論、1か月目に使用する教材は以下の4冊です↓
英単語
英文法問題集
公式問題集
単語帳の使い方
結論、1か月目が終わる頃に「以下の合計1000語の英単語を見て、3秒後にはどんな意味か分かる状態」まで持っていきます。
- 600点レベル:助走の400語
- 730点レベル:加速の300語
- 860点レベル:飛躍の200語
- 990点レベル:頂点の100語
☆以下の方法で勉強を進めてみてください!
<英単語を最速で身につける方法>
①:ページを開く
↓
②:左上に書かれている日本語の文を目で読みながら、その真下に書かれている英文を丸ごと声に出して音読する(右側に書かれている英単語を見てOK)
↓
③:②を1単語1~2秒のペースで、100語目まで繰り返す
(約6~7分)
↓
④最初の単語に戻り、今度は右側に書かれている赤文字の英単語と下に書かれている日本語訳を両方音読する
↓
⑤:④を1単語1秒のペースで100語まで繰り返す
↓
⑥:前日やった100語を、②の方法でもう一度繰り返す
(ここまで合計約30分)
☆ポイントは3つです↓
- 1単語1秒の早さで進める
- 必ず声に出して音読する
- 英単語を「覚える」よりも「見る」!
最初の1か月目の段階では、単語帳を何度も繰り返し音読して、英単語を自然と脳にインプットさせていくことが大切です。そのため、1単語をダラダラ時間をかけて覚えるのではなく、1秒と決めてテキパキと音読を繰り返してみてください。
上記の方法で1日目に100単語をあなたの脳にインプットさせていきます。そして、2日目以降は毎日新しい100単語を上記の方法でインプットしていき、合わせて前日に勉強した100単語を復習目的で②の方法で再度音読していきましょう。
合計1000単語なので、1日100単語×10日間で最後まで終了します。
➡10日目はまた最初の100語に戻って同じことを繰り返しましょう。(地味な作業ですが、この方法を繰り返すことで確実に英単語が身につきます。)
☆1か月後には、金のフレーズを3周している計算になります。
(1日100単語×10日×3周=30日)
ここまでくると、何度も繰り返し音読した英文や単語を脳が認識し、左側の英文を見た時に、空欄に当てはまる英単語がなんとなく思い浮かぶようになります!
文法問題集の使い方
結論、1か月目が終わる頃に、各章の問題を2周以上取り組んでいる状態まで持っていきます。
- 第1章:品詞問題
- 第2章:動詞問題
- 第3章:前置詞or接続詞問題
- 第4章:代名詞問題
- 第5章:前置詞問題
- 第6章:関係詞問題
- 第7章:ペア表現・語法・数・比較問題
…量が多すぎると思った方、大丈夫です。(意外となんとかなります!)
そして文法問題集の後半に収録されている文法模試ですが、今の段階ではやらなくて大丈夫です。(2か月目以降にやっていきます!)
☆以下の方法で勉強を進めてみてください!
<英文法を最速で身につける方法>
①各章の説明部分を熟読する(約10分)
↓
②時間を気にせず問題をとく
↓
③各問題の横にある解説を読む
↓
④間違えた問題にチェックをつける
<2周目にやること>
↓
・最初の章に戻って②~④を繰り返す
☆ポイントは2つです↓
- 時間を気にしないこと
- 解答解説を丁寧に読み込むこと
最初の1か月目の段階では、時間を気にせず、1つ1つの問題に丁寧に取り組むことを心がけてください。(スピードを重視で問題を解いていくのは2ヶ月目から取り組みます。)
上記の方法で平日30~40問、土日に60~70問を目安に取り組んでみてください。全問題の合計が約660問なので、約2週間で終了します。第7章の最後の問題まで解いたら、また最初に戻り、同じ作業を繰り返していきます。(ただし、2周目以降は各章の説明部分は読まなくてもOKです!)
☆1か月後には、文法問題集を約2周している計算になります。そして問題集には、あなたが間違えた問題にたくさんのチェックがついてる状態だと思います。
2か月目以降は、あなたが間違えた苦手な問題と、後半に収録されている文法模試を中心に取り組むことで、苦手問題を攻略しつつ、さらなる実力をつけていきます!!
公式問題集の使い方(リーディング)
次に、公式問題集リーディングの勉強方法をお伝えします!
結論、1ヶ月目が終わる頃に「公式問題集1冊目と2冊目の半分のリーディング問題に取り組んでいる状態」まで持っていきます。
☆キーワードは「10日で1セット」!
まずは1つ前のバージョンの公式問題集を用意しましょう↓
☆以下の方法で勉強を進めてみてください!
<リーディングを最速で勉強する方法>
<1日目>
テスト1回分を時間を計って解き、答え合わせをする(約1時間)
<2日目~9日目>
①1日:12~13問ずつ解いていく
↓
②解答解説を読んで、分からなかった単語に印をつける
↓
③再度、音声に合わせて問題文を音読する
<10日目>
間違えた問題のみ再度解いて復習する
☆ポイントは3つです↓
- 1日目➡スピード重視で実力を図る
- 2~9日目➡1問ずつ丁寧に取り組む
- 10日目➡1~9日目に間違えた問題のみに
取り組む
☆詳しく説明しますね!
1日目のやり方
1日目は、リーディング問題100問を時間を計って解きます。リーディングの制限時間は75分なので、まとまった時間がとれる休日を1日目に設定するのがおすすめです。解き終わったら丸付けをして、間違えた問題にチェックをつけましょう。
2~9日目のやり方
1日目でスピード重視で解いた問題を、今度は1問1問丁寧に解いていきます。目安は1日に12~13問。時間を気にせず、丁寧に解くことを心がけてください。解き終わったら解答解説を読んで、間違えた問題をチェックします。
10日目のやり方
10日目にやることは、間違えた問題を中心に解いて苦手をつぶすことです。1~9日目を通してチェックがついた問題だけを解いていきます。このとき、「なぜ自分がその問題を間違えたのか」、理由を言葉に出しながら解いてみてください。
さて、10日間をかけて公式問題集の1回目のテスト問題を解き終わったら、同じやり方で2回目のテスト問題にも取り組んでいきます。
☆結果、20日後には1冊の公式問題集のリーディング問題を解き終わります。
➡21日目~30・31日目は、最新版の公式問題集の1回目のテスト問題に同様の方法で取り組んでください↓(※勉強初日の時点で1回解いているため、前回よりも点数が取れて理解が進んでると実感できるはずです!)
公式問題集の使い方(リスニング)
最後に、公式問題集を活用したリスニングの勉強法です。リスニングもリーディングと同様に、スピード重視でこなしていきます。
☆キーワードは「10日で1セット」!
まずは1つ前のバージョンの公式問題集を用意しましょう↓
☆以下の方法で勉強を進めてみてください!
<リスニングを最速で勉強する方法>
<1日目>
テスト1回分を時間を計って解き、答え合わせをする(約1時間)
<2日目~9日目>
①1日あたり12~13問ずつ解いていく
↓
②解答解説を読んで、分からなかった単語に印をつける
↓
③再度、音声に合わせて問題文を音読する(×3)
<10日目>
間違えた問題のみ再度解いて復習する
基本的なやり方は上記のリーディングの勉強法と同じです。
1日目に時間を計ってリスニング問題を解き、2~9日目に丁寧に問題に取り組み、10日目に間違えた問題のみを重点的に復習していきます。
☆ポイントは2つです↓
- 問題文には何も書き込まないこと
- 音読を3回繰り返してスピードに慣れること
本番の試験では問題用紙に書き込みができません。なので練習の段階からメモを取らずに音声に集中することを心がけていきましょう。
また、900点を超えるためのコツは、問題文の流れに注目し、自分の頭の中で状況をイメージしながら何度も音読を繰り返すこと。状況をイメージしながら英文を聞くことで、長々とした英会話もメリハリを持って聞けるようになってきます。
上記の方法で10日で1回目のテスト問題を終えたら、同様の方法で2回目のテスト問題にも取り組みます。
☆結果、20日で1冊の公式問題集のリスニング問題を解き終わります。
➡21日目以降は、最新版の公式問題集の1回目のテスト問題に同様の方法で取り組んでください。(※勉強初日の時点で1回解いているため、前回よりも点数が取れて理解が進んでると実感できるはずです!)
上記の通り勉強すれば、1ヶ月目の最終日の時点で、1つ前の公式問題集と最新版の1回目のリーディング問題に全て取り組んでいる状態になります!
☆2ヶ月目にやることはこちら↓
